「プ」を創造するのです#4

今日はいい天気だFARMおたまです。
今日でブログ更新を始めて26日目になりました。

本日もアイヌ民族の食糧庫である
プ(pu)を創っていました

今日はプを創りながら感じたことを
書いていこうと思ってます

よかったら読んでくださいね!

自然から分けてもらうということ

今日も先日、お酒を捧げて
山の神さまに挨拶をした森から木を切り出しました

まずは、森に入ったら、
自分たちの必要としている大きさの木を
探しまわります。

もちろん、必要なサイズ感の
木はすぐに見つかるし
それをただ切って運べば早いし
運搬のトラックから近い木だったら
運ぶのは楽ではあるけれど

不思議なことに直感的に
この木はまだここに木として存在したがってる
そんな感覚が伝わってくるんです

だから、少し時間がかかります

何本も何本も木と仲間と相談し合いながら
切る木を決めていって、木を切ります

木を切って運び出す最後に
爽やかな風が吹くと
少し安心感がやってきます

木をプを作るところに運んでいる最中に
振り返ると綺麗な山がありました

写真のように
パッと見るだけでは、緑の多い山ですが
木を分けてもらった僕たちにとっては

どのあたりから木を切ったのか
この山を見るとわかるんです
自分たちが開けた空間がどこなのかが。。。

この山を毎日、見るたびに
僕はあそこから木を切り運び
建物を作ったと感じるでしょう

ごめんなさいとか申し訳ないとか
そんなことは何もなく

ただ、そこから分けてもらったことを
日々日々感じることができること

この感覚、体験は、
とても貴重だと感じました

この感じを僕はホームセンターとかで
買ってきた木材では感じたことが
実際にありませんでした

でも本来は、家を作り暮らすことって
きっとそうだったんだろうなと感じます

縄文遺跡の上にあるうちの農場。
縄文人もアイヌの人も開拓に入った大和の人も
みんなこの木や自然を見て
生きることは分け合うことなんだと
感じてきたかもしれません。

豊かさはとてもシンプルなこと

運んできた木で
アイヌはこうやって寝てたんだよって
さらりと教えてくれるアイヌ民族の仲間は

きのう、これからのことを大いに語り
二日酔いでしたが笑

うちの子供達に自然体で
色々なことを教えてくれます

丸太を並べて寝てみると
背骨が真っ直ぐになる感覚があって

ただ、木を並べて寝転がっただけですが
その木は自然から分けてもらった木

どこかエネルギーの循環が違う感じがしました

豊かさって言うのは
元々めちゃくちゃシンプルで
ただ、なんか、ありがたいなって
感じる経験があればいいのかもしれない

最後に
「プ」の方は、設計図もないし
作った経験者もいないので
ただ、自分たちで見て感じて考えて
想像していたイメージをカタチにしていく作業

途中、自然界からいただいてきた木で
失敗したりするのは申し訳ないと感じて
すごく緊張と心配な気持ちに包まれましたが
それが逆にクオリティを高める結果が生まれ

自分自身を好きになるきっかけになりました

基本、大半が冗談を言い合いながら
ずっと笑っている時間ですけど

終わってみて、こうして文章にしてみる
なんだかとても貴重な経験をしてるんだなと

感じた今日の僕でございます

ご興味がある方、
一緒に作業してみたい方、

今後の作業日程も決まってますので
こちらのメールにご連絡くださいね

nonnopirasa@gmail.com

今日も下まで読んでくれてありがとうございます

愛やでー